仕事や遊びで外出して帰宅するとグッタリと疲れて動けない、
ソファーに座ったらしばらく立てない…そんなことはありませんか?
それって改善できるんです。
ホットペッパーブログ南森町店でも書きましたが、
この疲労感の正体は、交感神経と副交感神経の切り替えの差が大きすぎることです。
交感神経がたかぶっている状態からの一気にスイッチオフをするので
リラックスを通り越して動きたくない状態になります。
もちろん体としては体力はあるんですが、
脳が動きたくないという認識をしてしまうんです。
ホットペッパーブログでは文字制限で省きましたが、
迷走神経の影響が関わっています。
迷走神経は大まかに言うと消化器系や呼吸器系をつかさどっています。
実際はかなり複雑にいろんな器官に影響を与えていますが詳しくはとりあえずWikipediaでみてみてください。
迷走神経は副交感神経に含まれるので、リラックス状態のときに亢進した状態となります。
ただ、迷走神経には2種類ありまして、腹側迷走神経と背側迷走神経に分かれます。
そのことはポリヴェーガル理論として知られています。
腹側迷走神経は呼吸器系に影響を与え、
背側迷走神経は消化器系に影響を与えます。
迷走神経の本来の役割としては、外敵に出会した際の「死んだふり」を自動的に起こさせること。
人類の祖先が小動物だったころ、外敵に出会うと闘争・逃走本能が自動的に働き
生き延びることができました。
しかしもうひとつの生き延びるための神経が迷走神経。
死んだふりをすることで息を浅く弱くし、消化器系が活性化してお腹を下して中身を出して体を軽くする。
体が凍ったようにフリーズ状態となり、グッタリとします。
これらが自動的に行われることで外敵から隠れたり、美味しくなさそうな感じに見せたり
お腹を空っぽにして体を軽くして後ですぐに逃げれるようにしたりといったことに役立ちます。
この迷走神経の役割が現代でも反応することで
体にフリーズ状態を引き起こさせてしまいます。
そうです、仕事など出先から帰ってきたらグッタリと動けなくなる。
これこそが迷走神経の影響です。
当サロンでは長年さまざまな人を施術していくことで
迷走神経に影響されている人たちの症状を改善させていくことができることがわかってきました。
腸がガスで膨れていることによる迷走神経の影響、
呼吸が浅いことによる迷走神経への影響。
そういった内臓から脳への迷走神経の反応を改善することで
出先から帰ってきてもグッタリすることがなく活力ある生活ができるようになります。
腸もみや呼吸整体はフランクなネーミングにしていますが
内臓整体の消化器系の施術法と呼吸器系の施術法です。
ここ数年の腸活ブームの影響で腸の大切さが世間に伝わるようになりましたが、
呼吸器系の肺も大切な役割なんです。
だからこそメニューに呼吸整体を追加しています。
活力ある日常生活。
それでこそさらに良い日常生活を送れるようになります。