骨盤・腰部の状態には特徴的なパターンがあります
腰痛や股関節周囲の不調がある方をみていると、 骨盤や腰部の状態にはいくつか特徴的なパターンがあります。
当サロンでは、 その中でも分かりやすく、
- 反り腰傾向
- 腰が丸くなる腰猫背傾向
- 左右差・仙骨周囲の動きの問題
という3つのパターンを参考にしながら、 実際の姿勢や関節の動き、痛みの出方を確認しています。
もちろん、 すべての骨盤や腰痛がこの3つだけに分類できるわけではありません。
実際には腰椎・股関節・仙腸関節・筋肉・腹部なども含めて、 一人ひとり違う状態をみながら施術を組み立てます。
反り腰傾向
反り腰傾向では、 腰椎の前弯が強くなり、 身体の前側に負担を感じる方もいます。
たとえば、
- 腰痛
- 仰向けで寝ると腰がつらい
- 股関節の前側が詰まるように感じる
- 太ももの前が張る
- ふくらはぎが張りやすい
- 体脂肪とは別に下腹部が前へ出て見える
などが同時にみられることがあります。
このような場合には、 骨盤だけを動かすのではなく、 腰椎・股関節・骨盤周囲の筋肉なども確認しながら、 必要な部位へアプローチしていきます。
※下腹部の突出が体脂肪による場合は、 骨盤への施術だけで脂肪が減少するわけではありません。
腰猫背傾向
腰猫背傾向では、 骨盤が後ろへ傾き、 腰の前弯が少なくなることがあります。
そのような方では、
- 腰全体が重だるい
- 長時間座っていると腰がつらい
- 太ももの裏側が張る
- 前屈すると腰の後ろが強く突っ張る
などがみられることがあります。
この場合も、 骨盤・腰椎・股関節の動きを確認し、 動きが制限されている場所へ施術していきます。
左右差・仙骨周囲の動き
骨盤周囲に左右差がある方では、 片側に症状が集中することがあります。
たとえば、
- 片側だけの腰痛
- 片側のお尻や脚への痛み・違和感
- 片側の股関節痛
- 歩くと左右差を感じる
- 太ももの外側や内側の張り・痛み
などです。
こうした場合には、 「仙骨がズレているから」と一つの原因だけで決めるのではなく、 仙腸関節周囲の動き、腰椎、股関節、 骨盤周囲筋の左右差などを確認 します。
状態に応じて、 動きが制限されている関節や軟部組織へアプローチします。
【動画】仙骨周囲へのアプローチと股関節の痛み
※施術による変化には個人差があります。
骨盤だけを見るのではなく、腹部の状態も確認します
骨盤や腰の動きに問題がある場合でも、 必ず骨盤だけが原因とは限りません。
腹部や骨盤内には、 腸管、腹膜、筋膜、筋肉など多くの組織があります。
これらの組織に緊張が強かったり、 周囲との滑走性が低下していたりすると、 体幹や骨盤周囲の動きに影響している可能性があります。
そのため日本内臓療法では、 骨盤を矯正する前後に腹部の緊張や動きも確認する ことがあります。
- 長時間座っていることが多い
- 前かがみの姿勢が長い
- 子どもを抱っこする機会が多い
- 重い荷物を持つことが多い
- 便秘や腹部膨満感も同時にある
腹部の状態が関係していると考えられる場合には、 骨盤だけではなく、 腹部への徒手的アプローチも組み合わせます。
内臓への徒手的アプローチについては、 消化器症状だけでなく、 慢性腰痛との関係を調べた研究もあります。
機能性便秘と慢性非特異的腰痛を併せ持つ人に対して、 osteopathic visceral manipulationを行った ランダム化比較試験も報告されています。
この研究だけですべての腰痛に対する有効性を証明できるわけではありませんが、 「腹部・内臓と筋骨格系を必ず別々に考える必要はない」 という視点を考えるうえで興味深い研究です。
内臓療法・慢性腰痛の研究を見る骨盤だけではなく、首・背中・腰など全身を確認します
当サロンでは、 「骨盤矯正」という名前だから骨盤だけを施術する、 という考え方ではありません。
身体は骨盤だけでなく、 頚椎、胸椎、腰椎、股関節などが連動して動いています。
そのため、 痛みや動きの制限がある場所だけではなく、 症状との関連が考えられる関節や筋肉を確認しながら施術 していきます。
スタッフによっては、 推拿の矯正技術やアクチベーターなどの器具を使用する場合もあります。
日本内臓療法&カイロプラクティックでは骨格にもアプローチします
仲宗根が担当する 「日本内臓療法&カイロプラクティック」 では、 内臓への徒手的アプローチだけでなく、 必要に応じてカイロプラクティックによる関節への施術も行います。
カイロプラクティックでは、 ディバーシファイドテクニックなどを用いながら、 動きが制限されている関節や、 症状との関連が考えられる部位 を確認してアプローチします。
なぜ内臓療法にカイロプラクティックを組み合わせるのか。
それは、 身体を 「内臓」と「骨格」に完全に分けて考えていないから です。
腹部の状態、横隔膜、脊柱、骨盤、姿勢などは、 それぞれ影響し合う可能性があります。
そのため日本内臓療法では、 腹部へのアプローチと筋骨格系へのアプローチを必要に応じて組み合わせ、 身体全体をみながら施術 していきます。
「骨盤のズレ」だけで腰痛を考えない
腰痛があるから骨盤矯正。
それだけで楽になる方もいます。
一方で、 骨盤だけを施術しても繰り返す場合には、 別の場所との関係を考える必要があります。
日本内臓療法 梅田店では、
・腰椎
・股関節
・筋肉
・腹部
・横隔膜
・呼吸
・姿勢
などを確認しながら、 その人に必要な場所へアプローチしていきます。



