【症例】10年前から右腕に力が入らない

70代の男性。

10年前に右腕に力が入らなくなり、お盆を持つ際に右手が下がって落としてしまうことが多々あったそう。神経内科に行ったところ、医師から「頸部脊柱管狭窄症」という診断をされて今まで筋力低下状態で過ごしていました。

紹介で当サロンへ来てくれました。

 

主訴は「歩き方がおかしくなったからちゃんと歩けるようになりたい」ということでした。

施術中にいろいろ話を聞いていると「右腕に力が入らない」とのこと。

 

歩き方は、医師から「腰部脊柱狭窄症ではない」と診断されていたので改善する見込みとわかっていました。ただ、「頸部脊柱管狭窄症」と診断された右腕の力の入らなさについては、東京の優秀な神経内科医に診断してもらったということでした。

 

 

頸部脊柱管狭窄症は珍しいので、念の為、右腕の筋力検査をしました。

特殊なものではなく、肘を曲げてもらうときの筋力の左右差をみただけです。

もちろん、右腕の方が筋力が低下していました。

右腕に痺れや痛みはありません。

 

さらに念の為…

もし頸部脊柱管狭窄症ではなく右腕の力が入らない場合は、

「胸郭出口症候群(前斜角筋症候群・肋鎖症候群・小胸筋症候群)」の可能性があります。

整形外科テスト法でライトテスト、肋鎖テスト、モーリーテストなどいろいろあります。

モーリーテストと呼ばれる首の前の筋肉(前斜角筋)の圧迫をしてみると

「イタタタタ…」と痛がっていました。

これは良い反応です。

 

何を意味するかというと、

前斜角筋による腕への神経(腕神経叢)の圧迫により腕に力が入らないという

可能性があるんです。

 

腕神経叢を圧迫しているであろう前斜角筋をズラしてみると、

右腕の筋力が出てきました。

 

左腕の筋力が10だとしたら、

右腕は5ぐらい出てきました。

前斜角筋が緩めば、あとは1−2ヶ月ほど筋トレをして

左腕と近い筋力になれるかもという見込みです。

 

10年もこの右腕に力が入らない症状に悩んでいたんです。

お盆でご飯を運ぶときも右腕だけ力が入らなくて落としてしまうことがあったそうです。

日常生活ではさらにいろいろあったでしょう。

 

でも、これは神経内科医が見落としていたとか、そういったことではありません。

放射線医学の通り、CTでの画像診断をして、診断基準の通り診断してくれたはずです。

 

こちらは医者ではないので診断してはいけませんが

胸郭出口症候群の「斜角筋症候群」に似ている症状だったんです。

 

誰かが見つけてあげないと、

10年どころかこの先何年も右腕に力が入らない状態が続いていたかもしれません。

 

しかも手技療法系で改善できる代表的な症状なので

日本の医療システムだけを信頼していたら発見されることはなかった可能性があります。

 

 

ただ、本物の頸部脊柱管狭窄症だった場合は何も変化がないです。

ほとんどの手技療法は保険適用できないので、5000円〜1万円ぐらいの料金を支払って

改善するかどうかわからないところへ行くということになります。

勇気がいりますよね。

 

海外の医療システムのように

カイロプラクティックやオステオパシーなどを組み込むと

こういったことが減ると思います。

筋骨格神経系の症状を改善する専門職はカイロプラクティック。

カイロは習得テクニックによってやることが違いますが…

オステオパシーは、もっと人によってレベルに差があります。

 

鍼灸や柔道整復やあんまマッサージ指圧でも改善するかもしれません。

しかしそれぞれ考え方とやることが違います。

 

せめて整形外科に行った方が良かったかも?

前斜角筋の一部を切除する手術など他の解決策もあるはずです。

 

 

日常生活に支障のある症状は

いろんな方に相談した方がいいと思います。

 

 

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