肩甲骨の真ん中が痛い原因

肩甲骨の真ん中が痛いようなだるいようなことはありませんか?

押すと刺激的な痛みがあります。

その場所は小腸経の経絡の「天宗穴」がある場所です。

 

神経で言うと「肩甲上神経」です。

 

この神経を圧迫する可能性のある筋肉があり、

それが棘上筋と棘下筋です。

 

通常ならこの筋肉の緊張やトリガーポイントやガングリオンなどの影響で

神経が圧迫されて肩甲骨の真ん中らへんの痛みが起こります。

スポーツ整形外科で診てもらえば解決しやすいので診てもらうといいですね。

 

ただ、それでも改善しない場合がありまして、

とくにスポーツをしているわけでもない方に多いんですが…

 

原因は横隔膜にありました。

横隔膜が動きにくくなったときに横隔神経に信号が送られて頸椎に入力し、

誤作動で別の筋肉への反射が起きて棘下筋に影響が起きることがあります。

 

横隔膜へのアプローチをすることで

肩甲骨の真ん中の痛みやだるさがすぐに改善していきます。

 

痛みの場所と内臓や横隔膜などの関連性を考える場合、

ツボの所属する経絡はどこか?

ツボの名前としての意味は何か?

神経支配領域としてはどこか?

など、いろいろ考えていくんです。

今回は「天宗」というツボで小腸経の経絡でした。

小腸との関連性を考えたいところですが、

ツボの名前からヒントがありました。

天は一番上の臓器。つまり肺ですね。

宗は一族の集団という意味です。

 

天と宗を合わせて

肺の表に小腸の気が集まるという意味になります。

そして、これを比喩表現ととらえて考え直していきます。

 

天は肺のことではなく天井、つまり横隔膜の可能性を考え、

そして小腸の気が集まるというより腸のガスが上腹部に溜まった状態を考える。

その状態が一番横隔膜が緊張状態になります。

というわけで横隔膜へのアプローチをし、考察通り肩甲骨の痛みが改善していきました。

 

もちろん、先に腸の施術(腸もみや内臓整体)をして

腹部膨満感を改善してからの横隔膜アプローチじゃないと

すぐに症状が戻ってしまいます。

施術の順番も大切です。

 

昔の人々が経絡としてヒントを残してくれてありがたいです。

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