食後の胃痛に悩む人は本当に多くて、およそ日本人の10人に1人はいると言われています。
病気があるのならその治療を医療機関でやればいいわけですが、原因が不明な人が多い事が厄介なところ。
胃に不調があるのに、胃カメラでも原因がない。
その状態のことを機能性ディスペプシアという名称をつけることがあります。
ただ、手技療法として内臓を施術して開業13年、いろいろわかってきたことがあります。
食後に腹痛が起こることに関して、胃以外が原因のことがあるんです。
しかも複数関与することがあります。
その中でも、一番多いのが膵臓の影響。
今回はそれについて書いていきます。
胃の裏側には膵臓があり、膵管で膵液が滞ることでみぞおちとヘソの間あたりの腹痛が起こります。
場所的に胃の鈍い痛みのように思えますが、実際は膵管によることがあるんです。
ちなみに糖尿病とか膵炎とかそういった病気によることではありません、健康で検査で異常がない人にも起こるんです。
原因となるのは甘いもの。
甘いものを摂る事で血糖値スパイクを引き起こし、血糖値の乱高下が起こします。
何度も繰り返していると膵管を開け閉めするオッディ括約筋が過緊張状態になり、
十二指腸に膵液を排出しにくくなるんです。
この時点で胃もたれのような症状が起こります。
さらに
・食事をするとすぐにお腹がいっぱいになる
・食後にみぞおちとヘソの間が痛い
・左肩こりがある
・食後に眠くなる
などの症状が起こります。
なぜわかってきたのか?というと
僕は言われたことを比喩表現の可能性を考えて施術していっています。
「胃が痛い」と言われたら胃の症状を聞いていって
他の可能性を疑って胃の後ろ側の臓器の膵臓や
胆汁が逆流して胃の消化を邪魔している可能性などを考えていきます。
今回は胃の痛みが膵臓の膵管の影響だった話ですが、他にもあるということです。
他の病気ではなく症状を起こす臓器のことを書くとさらに長くなるので端折ります。
こういった腹痛は病気の可能性を疑うのはもちろん正解です。
だからこそ最初に医療機関での検査が必要となります。
その他となる原因が手技療法としていろいろわかっているので、検査で異常がなければご相談ください。







