胃薬を飲んでも、胃カメラで「異常なし」と言われても、食後の胃もたれが続く。
そんなとき、原因は胃の外にあるかもしれません。
今回は、胃もたれの原因のひとつ「胆汁(たんじゅう)の逆流」について、動画と一緒に説明します。
胃は「酸性」、胆汁は「アルカリ性」
胃の中は、胃酸で満たされています。つまり、胃は酸性です。この酸の力で、食べたものを消化しています。
一方で、胆汁はアルカリ性です。胆汁は肝臓でつくられて胆のうにためられ、食事のタイミングで十二指腸に出てきて、脂肪の消化を助けます。
本来、胆汁は胃より先の十二指腸で働くものです。ところが、この胆汁が十二指腸から胃のほうへ逆流することがあります。
胆汁が胃に逆流すると、何が起きるのか
酸性の胃に、アルカリ性の胆汁が入ってくると、胃の酸が中和されてしまいます。
そうなると、胃での消化が遅くなります。食べたものが胃にとどまる時間が長くなり、消化不良が起きて、ガスが発生しやすくなります。
その結果、胃がガスでパンパンに張ってくる。胃の上のほうがガスで張った、いわゆる「瀑状胃(ばくじょうい)」と呼ばれる形になっていることもあります。
これが、胆汁の逆流による胃もたれのパターンです。
だから「胃だけ」をみても変わらないことがある
このパターンの胃もたれは、胃だけを施術しても、なかなか変わりません。原因が胃の外にあるからです。
みていく必要があるのは、胃に加えて、
- 胆汁が通る十二指腸
- 胆汁をためて送り出す胆のう
です。特に胆のうは、本来は食事のタイミングで縮んで、胆汁を十二指腸に送り出します。そのタイミングがずれていないか、なぜ食事のときにうまく縮まなくなったのか。そこまで考えていく必要がある、と僕は考えています。
胃もたれだから胃が原因、とは限らないんです。
日本内臓療法での進め方
日本内臓療法 梅田店では、胃もたれだからといって、胃だけを施術することはしません。
- カウンセリングで、どんなときに胃もたれが出るのか、食事の内容やタイミング、生活習慣などを詳しくお聞きします
- お聞きした内容から、どこが関わっていそうかを考えます
- 胃だけでなく、十二指腸や胆のうなども含めて、消化器全体の状態を考えながらアプローチしていきます
通う回数の目安は、3回ほどの方が多いです。ただ、人によってはもっとかかることもあり、5回、6回と通われる方もいます。
胃もたれが続くときは、まず医療機関へ
当店は医療機関ではありません。胃もたれが続く場合は、まず消化器内科などで検査を受けてください。
特に、体重が減ってきた、便が黒い、血を吐いた、食べ物が飲み込みにくい、強い痛みがある、といった場合は、すぐに医療機関を受診してください。
検査で異常がないのに胃もたれが続いている。そんな方の「なぜ?」に、一つずつ向き合っています。
ご予約・ご相談
日本内臓療法 梅田店は、ベッドが1台のサロンのため、1日に受けられる人数が限られています。胃もたれで悩んでいる方は、空き状況をご確認のうえ、ぜひ一度ご相談ください。
ネット予約(ホットペッパービューティー)/お電話:06-6345-5116(予約制)





