胃腸の調子がずっと悪い。呼吸が浅くて、深呼吸したくても吸えない。なんとなく外に出たくない、何も考えたくない。
こうした不調が重なっているとき、「自律神経が乱れているのかも」と思う方は多いと思います。
自律神経というと、交感神経と副交感神経の2つがよく知られていますが、もう1つ、関わっている神経があります。それが「迷走神経」です。
迷走神経は「死んだふり」をするための神経?
迷走神経の役割について、こんな考え方があります。
私たちの祖先をずっとたどっていくと、小動物のような弱い生き物だった時代があります。そうした生き物が危険から生き残るには、「戦う」「逃げる」、そしてもう1つ、「死んだふりをする」という方法がありました。
この「死んだふり」で身を守るはたらきに、迷走神経が関わっている、という考え方です。そして、そのしくみは今の私たちの身体にも残っていると考えられています。
迷走神経に影響が出ると、どうなるのか
この考え方にそって見ていくと、迷走神経に影響が出ているとき、身体がフリーズしたような状態になることがあります。たとえば、
- 外に出たくない
- 何も考えたくない
- お腹の中身を一気に出してしまう(あとで逃げやすくするための反応とも言われます)
そして、
- 胃腸の調子が悪くなる
- 呼吸が浅くなる
- 深呼吸したくても吸えない
といったことが起こる場合があります。
だからこそ、交感神経と副交感神経の2つだけで考えていると、なかなか変わらないことがあります。迷走神経のことも考えていく必要がある、と僕は考えています。
迷走神経は、心臓・肺と、消化器に関わっている
迷走神経を「心臓と肺に関わる側」と「消化器に関わる側」に分けて考える見方があります。
そこで、手で行う施術としてできることは、大きく2つです。
- 消化器へのアプローチ:胃もたれ、お腹の張り(腹部膨満感)、下痢や便秘がない状態をめざして、胃腸の状態を整えていきます
- 肺へのアプローチ:呼吸が深く、ゆっくりできる状態をめざしていきます
消化器と呼吸の調子が整ってくると、迷走神経への負担が減り、自律神経のバランスを保ちやすくなる。そう考えて施術をしています。
病気が原因のときは、まず医療機関へ
ただし、病気が原因で交感神経が高ぶっている場合は別です。
たとえば、甲状腺の働きが強くなりすぎている(甲状腺機能亢進症の)方は、交感神経が自動的に高ぶった状態になります。こうした場合は、整体の施術では対応できません。内分泌科など、医療機関で診てもらう必要があります。
当店は医療機関ではありません。動悸や体重の減少、手のふるえなどが気になる方は、まず医療機関を受診してください。
そのうえで、病気が原因ではないのに、胃腸の不調や呼吸の浅さが続いている。そんな方は、消化器と呼吸器の両方を整えていく、という考え方で一緒に身体をみていきます。
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日本内臓療法 梅田店は、ベッドが1台のサロンのため、1日に受けられる人数が限られています。空き状況をご確認のうえ、ご相談ください。
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